【コジーの今週気になるdxニュースvol202400908-04】 2023年度大学ファンド・大学基金運用実績について:文部科学省

「大学ファンドの運用について」2023年度の運用実績要旨
(科学技術振興機構 喜田昌和 運用業務担当理事)

• JST のミッションについて説明。
1.長期運用の観点から運用を高度化させて高価を出すこと。
2.毎年資金拠出を安定的に結果たす。ばれない。

• 2023年度に10兆円規模での運用を開始し、2023年度のトータルリターンは収益額+9,934億円、収益率+10%となった。実現利益利益である当期純利益は+1,167億円となり、2022年度利益剰余金681億円との合計額(1,800億円程度)を財源として、国際卓越研究大学等への助成金が別途決定される。(p.2)

大学ファンドは円ベースで投資を行っているため、円安が資金運用パフォーマンスにプラスに注目している。 株式については、米国がドライバーであった。米国株主導で、世界株価が上昇しました。)(p.3,4)

• 株式について、2022年度下がったところから戻った。 債券については株式とランダム、株式が調整すると債券がプラスになる。 しばらくその状態が続いていたが、インフレ退治のため利上げを行った影響で、3年間マイナスが続いています。ドル円について、基本的にはストレスがかかると円高になりますが、今回はかなり円安が進んでいます。

• 運用に関しては相関の組み合わせがより重要になる。本来は株式と債券は逆の動きをする逆相関になるが、利上げの影響により両方の価値が低下、足元では両方とも上昇する順相関という特徴ような動き方をしている。(p.6)

• 2023年運用実績での資産構成割合について、グローバル債券を多めに、レファレンス・ポートフォリオと比較するとかなりリスクを抑えた形で運用。(p.7)

• 収益金額は約9,900億円、収益率は+10%、資産種類で見てもプラスになっています。 債券について、価格は変動しているが、相当の円安効果によりプラスになっています。 p.8)

• アクティブ運用を使うと標題をし、方針に組み込んでいます。オルタナティブはすべてアクティブ運用。(p.9)

• オルタナティブ投資はコミットしてから期間 3~5 年で投資するため、投資進捗(残高)がコミットメント残高よりかなり少ない状態がしばらく続きます。

• レファレンス・ポートフォリオと比較した際のリスク量の推移について、現状は半分程度。昨年度3月末から徐々に右肩上がりに上昇しているが、これは株式比率を高めているため。 、としても最適であろう基本ポートフォリオを作っており、そこに将来的にポートフォリオを作成しています。 また、政府からの10兆円のうち、資本は1.1兆円であるため、資本の状況を意識しながらリスクをコントロールしたい。
(p.11)

• 運用の8割強が、欧米を中心とした外貨資産であるため、国債券のリスク・オルタナティブを含めた株式のリスク、リスクリスクが同程度になるよう、かなりのリスクをヘッジして(p.12)

• 11兆のうち8.9兆が外貨建てであり、これに49%相当ヘッジをしてリスクコントロールをしている。(p.13)

・利下げや大統領選挙などがある中で、状況に応じて早めにリスクテイクを行うなどに運用していきたい。

https://www.mext.go.jp/content/20240906-mxt_gakkikan-000037475_1-1-2.pdf

ITS 編集部

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