ITS 編集部
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自動車のリモコンキーの電波を増幅して解錠や始動を可能にする「リレーアタック」と呼ばれる窃盗の手法。その解決策として期待されていた次世代の無線技術にもハッキング可能な脆弱性が見つかり、中国の研究チームが新型のテスラ車で実証して見せた。
自動車のリモコンキーから発信される電波を増幅して解錠や始動を可能にする「リレーアタック」と呼ばれる盗難の手法は、少なくとも10年以上前から知られている。これは昔でいう配線の“直結”の現代版のようなものだろう。安価で比較的簡単な手法で、何百もの車種を盗むことができる。
これに対して、超広帯域無線(UWB)と呼ばれる次世代の無線技術を用いた自動車のキーレスエントリーシステム(テスラの新型「モデル3」を含む一部の高級車に導入されている)は、あちこちで起きている「グランド・セフト・オート」の世界のような荒っぽい盗難の解決策として期待されている。こうしたなか、UWBを導入しているテスラの新型モデル3などに対してリレーアタックが可能か中国の研究グループが確認したところ、これまでと同じように盗めることが明らかになった。
https://wired.jp/article/tesla-ultra-wideband-radio-relay-attacks/
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