【コジーの今週気になるdxニュースvol20240817-01】 カーボンリサイクルに関するパネルディスカッションが第4回アジアCCUSネットワークフォーラムで開催されました。:資源エネルギー庁

経済産業省、資源エネルギー庁は、東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)とともに、第4回アジアCCUSネットワークフォーラムを8月15日(木曜日)にタイ王国・バンコクにおいて開催し、齋藤経済産業大臣がビデオメッセージにて挨拶を行いました。日本国外での開催は今回が初となります。
本会合は、アジア有数のエネルギー関連の展示会SETA (Sustainable Energy Technology Asia) の枠組みにおいて開催し、官民の関係者等、合計400名以上が参加しました。
第4回となる本フォーラムでは、適正な規制の枠組みを含むCCUSビジネスの事業化、政策・経済面に焦点を当てたCCU/カーボンリサイクルに関するパネルディスカッションを行い、各国の取組について共有を行いました。さらに、これらを通じて、カーボンマネージメントのための政策、規制等について、議論を行いました。

1.概要
日時:令和6年8月15日(木曜日)11:00から19:10
場所:バンコク国際展示場(BITEC)タイ王国バンコク
参加人数:現地参加100人、オンライン参加300人以上
2.主な出席者
日本 経済産業大臣 齋藤健(ビデオメッセージ)
ERIA 事務総長 渡辺哲也(ビデオメッセージ)
タイ王国 SETA2024会長 ピスット・ペインマナクン
グローバルCCSインスティテュート CEO ジェラード・ダニエル(オンライン参加)
JOGMEC エネルギー事業本部副本部長 山本晃司 等
3.成果
アジアCCUS ネットワークフォーラムは2021年6月に、アジア全域でのCCUS 活用に向けた知見の共有や事業環境整備を目指すため、国際的な産学官プラットフォームとして立ち上げられました。アジア地域は、化石燃料の代替を短期的・大規模に進めることが困難な一方で、大規模なCO2貯留ポテンシャルを有しています。

第4回アジアCCUSネットワークフォーラムでは、(1)CCUSの規制の枠組みに関する最近の動向、(2)カーボンリサイクル技術の動向、(3)加盟国におけるCCUSビジネスチャンスに関する議論が行われました。我が国におけるCCS事業法の成立やロンドン議定書2009年改訂の受諾を国会で承認いただいてから初めての開催となり、我が国の今後のCCUS政策に、参加メンバーから高い関心が寄せられました。

今後も、我が国は、アジアゼロエミッション共同体(AZEC)の共催者として、本プラットフォームを活用して、法規制の枠組みに関する知識共有、越境輸送を含むCO2バリューチェーンネットワークの構築等、アジア地域におけるCCUSの発展に貢献してまいります。

関連リンク
第4回アジアCCUSネットワークフォーラム外部リンク
https://acnf.jp/

担当
資源エネルギー庁 資源・燃料部 国際資源戦略室長 矢口
(資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料環境適合利用推進課)
担当者:笹山、田渕
電話:03-3501-1511(内線 4681~4)
メール:bzl-div.CM★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。
https://www.meti.go.jp/press/2024/08/20240816001/20240816001.html

ITS 編集部

当社の編集部は、IT業界に豊富な知識と経験を持つエキスパートから構成されています。オフショア開発やITに関連するトピックについて深い理解を持ち、最新のトレンドや技術の動向をご提供いたします。ぜひご参考になってください。