ITS 編集部
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ペダル踏み間違い時加速抑制装置,
○ 令和6年11月12日から15日にかけて、スイス・ジュネーブにおいて、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP.29*1)の第194回本会議が開催されました。 ○ 今次会合では、日本発の安全技術である「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が国連基準化され、今後の世界スタンダードとして認められました。 ○ また、翌2025年(令和7年)の役員選挙が行われ、猶野 喬(なおの たかし)物流・自動車局車両基準・国際課安全基準室長が副議長として再選されました。2023年(令和5年)から3期連続での就任となります。 ○ さらに、WP.29の中で地球温暖化対策等の環境対策を担当する会議体(GRPE)の副議長として、新国哲也(にいくに てつや)交通安全環境研究所 環境研究部長が務めることも合意されました。これにより、本会議と6つの分科会の計7つの会議体のうち、3つの会議体で主要ポストに就くことになります。 |
*1 WP.29は、自動車安全・環境基準の国際調和と認証の相互承認を多国間で審議する唯一の場であり、日本も積極的に参画
<ペダル踏み間違い時加速抑制装置の国連基準>
高齢ドライバー等による事故の削減に向け、アクセルとブレーキの踏み間違いや前方の障害物を検知し、衝突を防止する性能要件を規定した国連基準。本国連基準は、日本からの提案にて議論が開始され、我が国の技術や評価方法をベースに議論され、今回WP.29にて合意されたものです。
WP.29本会議で議事進行する猶野安全基準室長 GRPE副議長に選出された新国環境研究部長
(GRPE会議(令和6年10月開催))
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